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グラブ浚渫船 |
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グラブバケットによって水底土砂をつかみ揚げ、自船の泥倉または舷側に接舷した土運船に積載する浚渫船。自船の泥倉に土砂を積載する場合、甲板上に積載する甲板式と船倉に積込む船倉式があり、船倉式には船倉部の船底が開いて土砂を水底に投棄する底開式、箱状の船倉からグラブ、バックホウ等により揚土する密閉式等がある。
グラブ浚渫船には自船の推進器により航行する自航式と引船、押船等を用いて航行する非自航式があり、土砂の硬軟に応じてグラブバケットの容量(重量)を変えて作業する。
近年は、掘削深度、位置を正確に管理できる装置を備えているものが増えている。
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本船は、電動油圧を内蔵した200m³の超大型グラブバケットを重錘油圧システムにより駆動させることにより、迅速な動きと省力化を実現した浚渫船です。また、アンカーレス歩行式スパッドの採用により占有面積の最小限化を図り、タグボート等のサポートなしで移動可能で作業効率の大幅向上を実現している。
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グラブ浚渫船
「五祥」
株式会社 小島組 所有
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本船は、グラブ容量30m³の薄層幅広(法面対応)グラブ、27m³普通地盤用グラブ、10m³硬土盤用グラブを装備したグラブ浚渫船である。キックシキスパッドとポンプジェット式スラスターの採用により迅速な移動を可能としており、GNSS施工管理装置と合わせて高精度の施工を実現した。また、浚渫機用原動機に回生エネルギーを有効利用した電動モーターアシストを行い環境に配慮したハイブリッド式浚渫船である。
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グラブ浚渫船
「若鷲号」
若築建設株式会社 所有
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